紅雪白雨
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昼の日の中で

小野寺敦と茅嶋祐樹は、親友である。
小野寺敦はどちらかというと内向的な性格で、運動はやや苦手、勉強も大の得意と言うほどではない。
一方の茅嶋祐樹は明るく社交的な性格で、運動も勉強も得意な、いつもクラスの中心にいるタイプの少年である。
一見すると接点の無さそうなこの二人であるが、好きなゲームや漫画の趣味が似通っていたことから話をするようになり、小学校高学年で同じクラスになってから中学二年生の今に至るまでの数年間同じクラスであったことから、気付けば親友と呼べる関係になっていた。
休日には祐樹が部活を終えた後でどちらかの家に集まり、だらだらとゲームをしたり漫画を読んだりして過ごす。
近辺では名士と言われる茅嶋家の方が土地屋敷も大きく、ゲーム等の設備が充実していたため、このところは祐樹の家で遊ぶのが主だった。
夏休みがしばらく過ぎた八月の初めのその日も、いつものように二人は祐樹の部屋でぐったりと過ごしていた。
「暑いなぁ……」
白を基調にした木壁の部屋の真ん中に置かれた座卓。
その一面に広げられた教材にかりかりと鉛筆を走らせながら、祐樹が呟く。
「暑いねぇ……」
壁に寄りかかって座り、漫画をぱらぱらとめくる敦がそれに応えた。
チリンと、窓枠に吊るされた風鈴が鳴った。
「気が滅入るよな、こんな暑い中で宿題とか」
「だよねぇ」
「うちは風通しは確かにいいけどさ。それでもこの時期にエアコンなしは厳しいと思うんだ。こうして書いてると、ノートが汗でふやけちゃうし」
「ああ、それわかるよ。嫌だよね」
「いや……わかってねえ。わかってねえよ」
祐樹が鉛筆を置き、勢いよく立ちあがった。
「わかってねえよ! そうやって窓際で漫画読んでるお前にわかってたまるかよ! なんで俺だけ宿題やらされてるんだよ!」
額から汗を流し、敦を指差して叫ぶ。
まあまあと、漫画から目を離さないままで敦は親友をなだめた。
「仕方ないだろ。僕は七月中には宿題終わらせてるんだから」
「そうだ。そう聞いていた。だから今日は、お前と宿題の答え合わせをしようと思ってたんだ」
「それならなおさら、祐樹も頑張って終わらせないとダメだろ」
相変わらず敦は漫画から目を離さないままで、「これ面白いね」などと言う。
祐樹はにやりと笑った。
「やはりハマったな。そいつは昨日古本屋で仕入れてきた全二十八巻のシリーズもの。お前がこれまで読んだのは、そのうちの五冊にすぎない」
「古本屋でバラ買いしたの? 続きが無いみたいだけど……」
読み終えた一冊を本棚に戻しながら問う敦に、祐樹は自分の机の引き出しを指し示した。
「続きはこの中にある。読みたいか?」
「読みたいね。これは本当面白い。またいい作品を見つけたね」
「ふふ……俺のセンスは一流だからな」
祐樹はズボンのポケットから鍵を取り出した。
「その引き出しの鍵だ。こいつが欲しければ、今日お前が持ってきた宿題のノートを全てよこせ」
「そうきたか。魅力的な提案だけど……それはできないよ」
苦笑しつつ、敦は言う。
「やっぱりこういうのは、自分で解かなきゃ意味ないし」
「綺麗事を言うな! その漫画の続きが読みたくないのか!?」
「読みたいよ。すごく読みたいけど……」
「だったら……! っ……!?」
叫びかけて、祐樹は自分の頭を抱えてうずくまった。
突然の鈍痛が頭の頂点を襲ったからだ。
あいたたという表情を見せ、敦が頬をかいた。
「いや、八重香おばさんの見てる前で、そんなことできるわけないでしょ」
「お前……そういうことはもっと早く言え……」
床にうずくまったままで敦を睨む祐樹。
その背後には、彼の母親、茅嶋八重香が、片手に飲み物を置いた盆を持ち、楚々とした笑顔を浮かべて立っていた。

「交換条件でノートを奪おうだなんて、そういう卑劣な考えはよろしくないわね」
座卓に二人分の飲み物を置きつつ、八重香は祐樹を叱った。
「そもそもね、宿題というのは、自分で解かないと意味がないのよ」
「く……母さんまで敦と同じ、綺麗事を言いやがって」
「綺麗事じゃありません。正しいことです」
八重香は空になった盆で、祐樹の頭を叩く。
パカンと乾いた音がした。
「だいたいね、ありがたいことなのよ。敦君はもう宿題を終わらせていて、祐樹に見せる分には何の損も無いのに、それでも祐樹のためを思ってわざわざ厳しいことを言ってくれてるんだから」
そう言って、「ねえ?」と八重香は敦に笑いかける。
ウェーブがかった髪が、窓から流れ込む夏の風にふわりと舞った。
「いえ、その……はは……」
敦は八重香の微笑みに、上手く応じることができない。
改めて「祐樹のためを思って」などと言うことが照れ臭くもあったし、何より、夏の薄着に身を包んだ八重香の姿を間近に見ると、敦はどうにも緊張してしまうところがあった。
数年前から知る、すっかり顔なじみの親友の母。
自分の母と違い、いつも儚く、上品で、美しい大人の女性。
いつの頃からか、敦は八重香に淡い憧れの感情を抱くようになっていた。
「どうしたの?」
「あ、いえ。僕もそこまで考えていたわけではないんですが……」
「そうなのかしら。でも、やっぱりお礼は言わせてもらうわね。ありがとう、敦君」
そう言われて逆に恐縮し、敦は思わず頭を下げてしまう。
自然視線は下がり、床に座り込んだ八重香の真っ白な太腿が目に入った。
「……!」
子供の頃から知っているとあって、八重香も敦に対しては無防備になるのだろう。
季節に合わせたごく丈の短いワンピースという服装で、むっちりと色気ある太腿を惜しげなく晒している。
ややもするとその奥までも見えてしまいそうな気がして、敦の鼓動はどうしようもなく高鳴った。
「それじゃあ祐樹、ちゃんと自分でがんばるのよ。敦君、祐樹が何を言っても、ノートは見せないでちょうだいね」
そんな敦の胸中など知る由もない八重香は、敦の頭を撫でると、部屋を出て行った。

それから一時間、祐樹は八重香に言われた通り、真面目に手を動かしていた。
敦はというと、よほど気に入ったのか、先ほどの漫画を最初から読み返していた。
チリンチリンと、風鈴が鳴る。
「なあ敦。お前、結局のところ、その漫画の続きが読みたいんだろ?」
不意に祐樹が言った。
「読みたいよ。やっぱり面白いね」
「よし、取引成立だ。ノートを見せろ。見せてください」
「いやいや、さっき八重香おばさんからも言われただろ。自分で解かないと意味がないって」
「それが綺麗事だと言うんだ!」
祐樹は氷の溶けたジュースを飲み干すと、コップを乱暴に机上に置いた。
「いいか、敦。お前は部活をやっていない。一方俺は毎日バスケ部がある。おまけにこの夏は、先輩が特別練習なんて言いだして、他の二年より二時間も長く練習しなきゃいけないんだ」
「ああ、そういえば祐樹は二年生で唯一レギュラーに選ばれたんだっけ。すごいよなあ、やっぱり」
「褒めるな、照れる。……じゃなくて、俺がこんなことを言ってるのは褒めてもらいたいからじゃない。つまり俺は、自力で宿題をやる時間が敦に比べて圧倒的に少ないということだ。そんな中で自分のためにならないから同じようにやれというのは、理不尽と言うものじゃないか? 状況が違うなら違った勉強法が適用されるべきなんじゃないのか?」
「む……なるほど」
敦は読んでいた漫画を閉じて頷く。
部屋の隅に置いたままにしていた自分の鞄に目をやった。
その反応に、ここは押すべきと見たのか、祐樹はさらに言葉を続けた。
「たまの休日も色々予定が入って、宿題をやる時間なんてほとんどないんだ。先週の土日も陸上部の里中って子と、同じクラスの阿部に、それぞれ誘われてプールに行って、帰ってきた時にはもうへとへとだったんだ」
「それは、いわゆるデートってやつか」
「ああ。いわゆるデートってやつだ。もてる男は辛いな」
「そうか……」
敦は鞄を引き寄せ、ノートが中に入っていることを確認した。
「決めたよ。やっぱりこのノートは渡さない。絶対にだ」
「え……? おい、待てよ、敦。今のは『仕方ないな』って言いだす流れだったろ?」
「ああ。部活の話を聞いたところまでは仕方ないのかなと思った。だがデートの話で気が変わったよ」
「な、何でだ? 全部本当のことなんだ。本当に時間がなかったんだぞ?」
「僕はデートというものをしたことがない。だから羨ましい。理由はそれだけさ」
「……!」
祐樹はしまったという顔をする。
何かを言おうとしたが、また口を閉じ、うなだれて頭を横に振った。
「ここからの巻き返しは不可能か……」
ゆらりと、祐樹が立ちあがった。
「こうなったら力ずくだな」
「な、なにを……!?」
今度は敦が顔色を変える番だった。
腕力勝負になったら祐樹に敵わないことはわかりきっていたからだ。
「ま、待て。落ち着け、祐樹。そこまで追い詰められているなら仕方ない。ノートは見せるよ」
「お……? わかってくれたか?」
「ああ。ちゃんと答えについて解説もするよ。今日中には祐樹の宿題が全部終わるようにしよう」
そう口にしながら、敦はどうしたものかと考えていた。
祐樹が本当に時間的に厳しいと言うなら、協力することは一向に構わなかったのだが、八重香を裏切ることになるのではという思いがあった。
親友と、親友の母と、どちらの期待にこたえるべきか――
祐樹はというと、安心したようで、鉛筆を置き、床に大の字になって寝転がっていた。
敦は鞄の中からノートを取り出し、素早く服の下に隠した。
「じゃあ、祐樹。ちょっとトイレに行ってくるから、戻ってきたら始めよう。それまで少し休んでてくれよ」
「おお、わかったぜ」
目を閉じたまま返事をする祐樹の脇を通り、敦は部屋を出る。
細い廊下を歩き、すぐに階下に降りた。
茅嶋家の一階は、やはり白を基調とした色合の、広い洋間がいくつも連なっていた。
この白色の造りは、祐樹の祖父母の趣味とも、八重香の趣味とも、敦は聞いていた。
「これだけ広いと、家族を探すのも苦労しそうだな……」
実際敦は、八重香を探して数分間、既に一階をさまよっていた。
服の下から取り出した夏休みの課題のノートを見る。
結局敦が選んだのは、八重香の言葉だった。
「これを八重香おばさんに渡せば、祐樹もさすがに観念するよな……」
いくつ目かの部屋を通り過ぎながら、辺りを見回す。
風の吹き抜けるリビングに足を踏み入れて、ようやく敦はソファーの背もたれからぴょこりと飛び出して見える八重香の頭を見つけた。
「八重香おばさん、これ……」
駆け寄ってノートを渡そうとするも、すぐに手を引っ込めてしまう。
八重香はソファーに腰掛けたまま、寝入ってしまっていた。
「八重香おばさん……」
柔らかなソファーに身を沈め、軽く首を傾げたままで寝息を立てるその姿を見て、敦の声は小さくなってしまう。
疲れているのかもしれない、そう思うと無理に起こすことはためらわれた。
(どうしよう、これ……)
再び両手に持ったノートを見た。
「敦、どこに行った」
とその時、先ほど敦がやって来た方向から祐樹の声がして、階段を下りる音が聞こえた。
敦がなかなか戻って来ないことに業を煮やしたのか、あるいは既に鞄の中まで確認して敦がノートを持ち出したことに気付いたのか、足音から察するに相当に慌てた様子である。
いずれにせよ、今ノートを見られるわけにはいかないと、敦は反射的にソファーの陰に隠れていた。
さすがに勝手知ったる我が家ということだろう、敦がしたよりもずっと早く、祐樹はそれぞれの部屋を確認していく。
敦の隠れているリビングの周囲の部屋から、ぎしぎしと祐樹の足音が響いてきた。
(どうしよう……やっぱり八重香おばさんに起きてもらうしかないのかな……)
じっと床にうずくまっていた敦が、ゆっくり顔を起こす。
目の前には、八重香の綺麗なつま先があった。
(……!)
敦の鼓動が跳ね上がった。
少しずつ、少しずつ敦は顔を上げていく。
ふくらはぎ、膝、先ほど見た太腿、そしてその奥――
丈の短い水色のワンピースの下、わずかに開いた脚の間から、綺麗な意匠の施されたパンティが見えた。
「八重香おばさんの……下着……」
思わずつぶやいていた。
じわりと汗のにじむ白い肌の奥に、小さな薄青の布切れが、ふっくらとした女の中心を覆っている。
敦をますます興奮させたのは、その布地の向こうに微かに見える黒い影だった。
それはまさしく、八重香の秘所を彩る恥毛にほかならなかった。
「この下に、八重香おばさんの……あそこが……」
寝息を立てる八重香の表情を確認し、恐る恐る手を伸ばそうとする。
「敦の奴、本気で隠れやがったな」
「!……」
思いのほか近くから聞こえた親友の声に、ぴたりと手を止めた。
そのまましばらく、全神経を祐樹の動きを感知するために動員する。
足音は次第に遠ざかり、やがて広い家の奥へと消えていったようだった。
ごくりと唾を飲み込み、敦は再び手を動かし始める。
普段は真面目で慎重な少年も、布一枚隔てているとはいえ、初めて間近に見る女性の秘所の魅力には敵わなかった。
敦は人差し指を突き出し、少しずつ八重香の股間に手を潜めていく。
指の先が息づく下着越しのふくらみに触れ、中心に寄った皺に沿って上下に動いた。
薄い布を通して伝わる、柔らかな女性の肉の感触。
敦は自分がどこに触れているか知らないまま、夢中になって八重香の――親友の母の秘所を擦った。
二回三回と指が往復し、次第に布越しの亀裂を圧迫する力も強くなっていく。
遠く外から、蝉の鳴く音が聞こえてきた。
「ん……あ……」
不意に八重香が鼻から抜けるような声を漏らし、その下半身が揺れた。
敦は身を固くし、手を素早く股間から引き抜く。
凍りついた表情で、八重香の顔を見上げた。
八重香は相変わらず目を閉じたまま、むにゃむにゃと何事か言ったきり、また穏やかな寝息を立てていた。
ここでやめるべきか、敦は思ったが、再び目を向けた八重香の花園の光景が彼の恐れをあっさりと吹き飛ばしてしまった。
八重香の秘所は、先ほどと比べて明らかに濡れていたのだ。
濡れた布地越しに、真っ黒な陰毛だけでなく、ほんのりと赤い色をした肉のはざままでが見えるようになっていた。
「濡れてる……八重香おばさんのここ、濡れてる……」
女の大事な部分に初めて触れる敦だが、知識だけはあった。
その液体が、女が感じた時に出る愛液だと言うことはわかっていた。
「寝てても、感じるのかな……?」
再び敦はスカートの奥に手を潜り込ませ、同じようにその中心の割れ目に沿って指を上下させた。
注意深く八重香の表情を観察しながら、八重香の秘所を何度も擦り上げる。
八重香は時折小さく声を漏らしたが、その目が開くことはなかった。
「やっぱり寝てる……」
八重香が目覚めないと見るや、敦はより大胆になっていった。
指先でこね回すように、あるいは小突くように八重香の陰唇の感触を楽しみ、女のふくらみを弄んだ。
しばらくすると八重香のパンティはねちょねちょに濡れ、中年女性らしい脂の乗った秘所がはっきり浮かび上がっていた。
その卑猥な形を目の当たりにして、敦はいよいよ我慢ができなくなってしまう。
ワンピースのスカートの裾をつまむと、そのまま捲り上げて下着を完全に露出させた。
そして、八重香の両ひざに左右の手のひらで包み込むように触れ、そっと脚を開いてみせた。
「丸見えだ……」
更にくっきりと現れる女の溝。
敦の指が今度は下着の縁をなぞる。
しっとりと重くなったクロッチ部分をつまむと、そのまま横にずらしてしまった。
ついに八重香の肉の割れ目が、直接空気に触れた。
「お、おばさんの……八重香おばさんの、おまんこ……!」
愛液にぬらりと濡れた陰唇が、敦の目の前で左右に割れていた。
八重香の呼吸に合わせて下腹が動き、赤い肉ビラが誘うように蠢く。
敦は秘所の両側の柔らかな膨らみに指を添え、そのまま左右に広げた。
ぬちゃりと秘所が広がり、奥が少し見えたものの、肉片が重なり合っていてどこが本にあった『穴』なのかがよくわからない。
敦は欲望に駆られるままに、肉ビラをつまみ、女陰をかき分けるようにした。
「……っ!」
八重香の呼吸が詰まったようになり、またびくんと下半身が揺れる。
敦の目の前で赤い秘肉が収縮し、若干八重香が下半身をせり出したように見えた。
恐る恐る八重香の表情を見ると、少し息が荒くなったものの、目は閉じたままだった。
「一度深い眠りにつくと、なかなか起きないものだって、何かに書いてあったもんな……」
そう言って自分の背中を後押しし、敦は視線を八重香の股間に戻す。
中央の窪みに微かに黒い穴が開き、その周囲が特に濡れているのが見て取れた。
「ここが、ちんこを入れるところ……?」
もっとよく見ようと肉ビラを押し開こうとするが、愛液にまみれた薄肉はぬるりと敦の指を滑らせてしまう。
数回もたつくうちに陰唇は何度も収縮を繰り返し、ついに力強く敦が肉の割れ目を広げたその瞬間――
ぽっかりと開いた膣口の奥、肉襞の間に溜まっていた淫らな汁が、押し出されるようにしてとろりと溢れ出てきた。
愛液はそのまま尻へ伝い落ち、ソファーに染みをつけた。
その光景に、微かに残っていた敦の理性は取り払われてしまった。
「ここだ。ここがちんこを入れる穴なんだ」
敦は今度は中指を立てると、ゆっくりと八重香の膣に突き挿していく。
ずぶずぶと、何の抵抗もなく、敦の指は八重香の中に埋もれていった。
「熱い……」
愛液にまみれる肉襞が敦の指に絡みつき、複雑に蠢く。
指の腹で膣壁を擦るように動かすと、より一層肉のうねりは大きくなった。
「ん……ふ……ふぅ……!」
八重香の鼻から息が漏れるが、もはや敦の耳には届かなかった。
自分の指を完全に呑み込んだ肉の割れ目。
充血した肉ビラが、太腿の付け根が、恥毛の生えた丘が、微かに震え、そのたびにまた愛液が湧いて出てくる。
ほんのわずかな動きにも反応を示す女の体に夢中になり、敦は指を動かした。
じゅぽ、じゅぽ、と指を抽送させ、その動きを次第に速くする。
際限なく粘着質な液が掻き出され、あたりにいやらしい性臭がたちこめた。
いまや八重香の脚は完全に開かれ、尻はずり下がり、下半身を突きだすような形になっていた。
「ん……! ん……!」
八重香の呼吸は荒くなり、うなされているかのように小さな声を漏らした。
敦もその声を時折気にしたが、やはり八重香が目を閉じて眠ったままでいるのを確認すると、
「もう少しなら……」
とますます激しく指を抽送を続けた。
じゅぽん! ずちゅ! ぬちゅ! とますますいやらしい音を立て、八重香の恥肉は愛液をまき散らした。
気付けば敦の目の前、指を呑み込んだままの膣口の少し上で、八重香の小さな肉芽がぷっくりと充血した姿を露わしていた。
クリトリスという存在は、敦も知っていた。
何かを求めるように、眼前で頼りなく震える肉の突起。
敦はその姿を食い入るように見つめると、ぎりぎりまで顔を近づけて――
次の瞬間、唇で挟み込むようにして敦は八重香の肉芽に吸いつき、舌先でつつくようにして舐めまわしていた。
挿入した指を覆う膣の肉が、激しく蠢き、より一層熱くなったように感じられた。
秘所全体がびくびくと震え、まるでお漏らしをしたかのように愛液がこれまで以上に溢れ出た。
「お母さん、敦こっちに来なかった?」
「!?」
祐樹の声が突然響いた。
八重香の体に夢中になるあまり気付かなかったのだろう、先ほどよりもさらに近いところから、その声は聞こえたように思えた。
一瞬頭の中が真っ白になり、八重香の股間に吸いついたままで敦は固まってしまう。
「敦君ならついさっき、二階に戻って行ったと思うわよ」
「……!」
更に混乱に拍車をかけたのは、祐樹の問いかけに答えた八重香の、はっきりとした声だった。
「二階? 俺の部屋に?」
「何だか急いでいたみたいだから、あなたもすぐに行ってあげなさい」
眠っていたはずの八重香が、祐樹の方を肩越しに振り返り、よどみなく応じている。
両脚を大胆に広げたまま、敦の中指を膣にしっかりと咥えこんだままで。
今この瞬間も八重香の膣肉は蠢き、指と肉の隙間からとろりと愛液を垂れ流していた。
「真面目に勉強したらと思って、おやつにいいものを用意してあるから。さっさと机に戻りなさい」
八重香は祐樹を追い払うようにそう言った。
言われるままに、祐樹が二階に向かう階段へと歩き去る。
しばらくしてから、敦は八重香のクリトリスから口を離し、膣奥深くに挿し込んだ中指をゆっくりと抜いた。
敦に掻きまわされた八重香の膣は、すっかり熱くとろけて口を開き、強烈な性臭を放っていた。
「…………」
「…………」
敦も八重香も、しばしの間無言でいた。
やがて八重香は身を整えて立ち上がり、
「すっかり寝込んじゃったわね……」
荒い呼吸のまま、一言そう告げた。

翌日、敦は再び茅嶋家を訪れた。
「こんにちは」
「いらっしゃい、敦君。今日も祐樹とお勉強?」
「はい。昨日一日で全部終わらなくて……」
玄関先でそんな挨拶を交わす。
訪れた敦も、出迎えた八重香も、いつもと変わらない態度、いつもと変わらない会話だった。
「祐樹は今日も部活だから、しばらくお部屋で待っていてちょうだいね」
「はい」
当然敦もそのことは承知していた。
わかったうえで、祐樹の居ない時間にやって来たのだ。
「じゃあ、後で飲み物を持っていくわね」
階段前まで敦を案内して、八重香が微笑む。
昨日と同様に夏用の軽装で、Tシャツにランニングパンツという姿だった。
白いシャツを通して、うっすらとブラジャーの模様が浮かんで見える。
踵を返して立ち去ろうとする八重香の腕を、敦が掴んだ。
「祐樹が来るまで、八重香さんと話していてもいいですか?」
「え……?」
「昨日のことで」
二人は昨日の出来事があったリビングのソファーに隣り合って座り、お互いを横目に見た。
「昨日、起きてたんですね」
「…………」
「起きていたのに、どうして僕を怒らなかったんですか?」
「それは……敦君を傷つけちゃ可哀想だと思ったから……」
俯いて、気まずそうに八重香は答える。
膝の上に置かれた手を、何度も握ったり閉じたりした。
「感じていたから、ではなく、僕のために……?」
「そ、そうよ。あくまで敦君のため。感じていたなんて、馬鹿言っちゃいけないわ」
「やっぱり優しいんですね、八重香おばさんは。そこまで優しいのなら、八重香さん……」
敦の手が八重香の手に触れた。
「もう一度、見せてください。触らせてください。どうか……お願いします」
「そ、そんな……」
「八重香おばさん……!」
敦の手が、八重香の股間に触れる。
反射的に八重香は、敦の手を掴んでいた。
「駄目よ! もうあんなことは駄目!」
「お願いします、八重香おばさん。僕はずっと、ずっとあなたのことが好きで……だから我慢できなくて……」
「好きだなんて……軽々しく言わないで」
そう言いながら、敦の告白に、八重香の抵抗の力は弱くなる。
敦は思いのたけを力強く伝えた。
「小学生の頃、初めてこの家に来た時からずっと、おばさんのことが好きだったんです! 僕にとってたった一人の、憧れの女性なんです!」
「でも……いけないわ。ここだと、祐樹が帰って来たら弁解のしようがないし……」
「鍵のかかる部屋なら大丈夫ってことですか?」
敦は八重香の手を握り、立ちあがることを促した。
そして、この家で祐樹の自室以外に鍵がかかる唯一の部屋である夫婦の寝室に、敦が先導する形で入って行った。
「鍵を……かけましたよ、八重香さん」
扉に鍵をかけ、敦は八重香の方を振り返る。
昼の日差しの透けるカーテンを背に、八重香は頬を朱に染めて立っていた。
「……本当に、見るだけよ」
「はい」
二人の間に張りつめた空気が流れる。
八重香は細い指をTシャツの裾にかけると、一気に捲り上げて脱ぎ去ってしまった。
さらにそのまま、ランニングパンツを足元まで下げ、一歩前に踏み出す。
淡い紫の上下揃った下着姿になって、八重香は敦と目を合わせた。
「昨日よりも色っぽい下着ですね」
「そ、そんなことはないと思うけど……」
「八重香さん、素敵です」
「褒めたって、何もでないわよ」
敦の言葉に八重香は照れたようで、いそいそと自分の背中に手を回してブラジャーのホックをはずした。
豊かな乳房が圧迫から自由になってぷるんと揺れる。
敦の手が、露わになった双乳にすっと伸びた。
「あ……」
敦に乳を揉みしだかれ、八重香は小さな声をあげた。
もっちりと量感のある乳房の頂上では、赤い乳首がつんと尖って立っている。
少年にほんの少し触れられただけで、八重香の体は目に見える快楽の反応を表していた。
「おばさん、乳首が立ってるよ。気持ちいの?」
「ち、違うわ。これは緊張して……ああっ!」
八重香の言葉が終わるのを待たずに、敦は隆起した乳首に吸いついた。
本能のまま、むしゃぶりつくように舌で舐めまわし、乳頭を弄ぶ。
交互に舌でねぶりあげられ、少年の手に揉み上げられて、てらてらと唾液にまみれた八重香の乳房は赤みが増し、その先端はますますぴんと尖って快感を主張した。
敦の手がいよいよ八重香の股間に伸びるが、八重香はその手を懸命に押さえて抵抗した。
「だ、駄目よ。そこを弄るのは、やっぱり駄目」
一瞬、敦と八重香の視線がぶつかる。
敦は何も言わぬまま、八重香の乳房に吸い付き、こりこりとした乳首を歯で甘噛みした。
「はあぁ……」
ただそれだけで、八重香の口から媚声が漏れ、あっという間に体から力が抜けてしまう。
敦の手がその隙をついて、八重香の下着の中に潜り込んだ。
ぬちゃり、と熱くとろけた陰唇が指先に吸い付く。
「んああっ!」
八重香は声をあげ、敦の愛撫から逃れようとしたが、敦はそれを許さなかった。
腰を引く八重香の後を追いかけるように、八重香の秘所を執拗に揉みしだいた。
相手のことなど考えない、ただ性欲に任せた荒々しい愛撫。
しかし八重香にとってそれはあまりに刺激的だった。
肉ビラを、クリトリスを何度もめちゃくちゃに擦られて、八重香の腰はがくんと崩れ落ちた。
女の中心からじわりと広がる絶頂の兆し。
息子の同級生の目の前で、こんなにたやすく達するわけにはいかないと、八重香は必死になって敦に抵抗した。
「だ、駄目。敦君、それ以上は駄目よ。み、見せてあげるから。おばさんが見せてあげるから、そんな無茶をしないで」
「おばさんが……自分でおまんこ見せてくれるの?」
「ええ、見せるわ。だから、手を止めて。お願いだから……」
敦はおとなしく八重香の股から手を引き抜く。
指先は熱い淫液に濡れ、何ともいえぬいやらしい匂いが染みついていた。
「じゃあおばさん、下着を脱いでベッドに上がってよ」
「はい……」
八重香はこの時点で敦の言いなりだった。
股間に染みのついたパンティを脱ぎ去り、夫婦のベッドの上に股を開いて座りこんだ。
「いつも、このベッドでおじさんとエッチしてるんですね」
「……!」
敦の言葉に、八重香の心臓の鼓動が高鳴る。
夏の日差しがカーテンの隙間から差し込む室内。
見慣れた白色の壁。
仕事から疲れて帰って来た夫と眠りを共にするベッド。
その上で全てをさらけ出し、息子の友人に女としての部分を見せつけている。
八重香は今この瞬間が信じられなかった。
「おばさん、脚をもっと開いてください」
「はい……」
胸に湧いた罪の意識よりも、敦の言葉の方が強い力として八重香の心に響く。
八重香はベッドに仰向けになり、M字に大きく脚を開いた。
真っ赤に充血した熟女の口が、ぴくぴくと震える。
膣口からは女の涎が垂れて、ベッドのシーツに染みていった。
「おばさん、おじさんとエッチしているベッドに、おばさんのおまんこの汁が広がっていますよ」
敦がそう言うと、膣口の淵がきゅんとすぼまり、周囲の肉の重なりが切なげに収縮する。
敦は八重香の股間のぎりぎりまで顔を寄せて、その様子を食い入るように見つめた。
「八重香さん、中がよく見えません」
「え……?」
「八重香さんのおまんこの中が、よく見えません」
八重香は両手の指先を自らの秘所の傍らに添え、ムリムリと陰唇を割り開いた。
敦の要求にこたえるように、体の内側の赤い肉襞をひり出すようにする。
溜まっていた愛液がどろりと溢れだし、まるで湯気が立つかのように八重香の膣内は熱く蠢いていた。
「おばさんの……八重香おばさんの、まんこ。ちんこを入れる穴……!」
敦の息遣いが荒くなる。
敦はズボンと下着を脱ぎ捨てると、ギンギンに勃起したペニスを握りしめた。
「あ、敦君!?」
そのままベッドに乗って来る敦に、八重香は驚きの声を上げる。
体を重ねることだけは絶対に避けねばならないという思いがあったが、何より八重香を動揺させたのは、敦のペニスの大きさだった。
どちらかというと線の細い印象である敦は、息子や夫と比べてだいぶ体格が劣る。
そして何より、まだ中学二年生の少年だ。
それなのに、敦が露出させたそれは夫とは比べ物にならない大きさで、下腹に張り付きそうなほどに反りかえっていた。
「敦君、駄目よ。それだけは絶対に駄目よ」
「おばさん、大丈夫です。擦るだけですから。おばさんのあそこと擦り合わせるだけですから」
「そんな……」
「指で触れるのと、そう変わるものではありません。ただ肌と肌を合わせたいんです」
「肌を……合わせる」
寝そべったまま、八重香はベッドに上がった敦の――その手に握られたペニスを見た。
大きく膨らんだ亀頭が、脈打つ様子が目に入る。
(あんなので擦られたら、私……)
不安と期待の入り混じった、複雑な感情が湧きあがるのを八重香は感じた。
「そ、そうね。肌を合わせるだけなら、昨日したのとそう変わることじゃあないものね」
気付けばそう口にしていた。
敦は頷くと、開かれた股の間に体を進める。
張りつめたペニスのさおの部分を八重香の亀裂に沿うようにぴったりと触れさせると、慣れない動きで腰を前後させた。
「あぁ……! あっ! んはぁあっ!」
それだけで八重香は、身をよじらせ、大きな声を上げた。
熱いカリ首でクリトリスを削られ、陰唇をかき分けられる感触が、電気のような快楽となって全身を駆け巡った。
敦はすぐにコツをつかんだようで、八重香に覆いかぶさるようにしてベッドに手を置き、より激しく腰を振る。
ちゅ、ちゅ、ぬちゅ、ぬちゅん、と規則的な音が鳴り、二人の性器が触れ合う部分はこね回された愛液で白く泡立っていた。
「あ、おばさん、おばさん、気持ちいいよ」
「あはぁ……あぁ……んんっ! んんん〜っ!」
二人の声が室内に響く。
気付けば八重香は、敦に動きに合わせて下半身を押しつけるように動いていた。
眼下で美しく乱れる友人の母――ずっと憧れていた女性。
その女性が、いまや自分の性欲を受け入れるかのように腰を動かしている。
敦は腰を一層強く引くと、ついのペニスの先端を膣口に狙いを定めて押しつけた。
「え……?」
八重香が慌てて身を起こす。
言い訳のしようがないほどにほころびた肉ビラの間に、敦の亀頭の先が埋もれつつあるのが目に入った。
「駄目! 敦君、約束したでしょう! それだけは許されないわ!」
「おばさん、先っぽだけでいいですから。赤ちゃんをつくるところに届かなければ、指を入れるのと同じですよね」
「指を……入れるのと?」
「はい。先っぽを入れて、それで気持ち良くなれば満足できます」
「先っぽだけ……」
八重香の喉がごくりと鳴る。
敦の用意した言い訳が、甘美な水のように胸の中に染み入って来た。
「それだけなら……仕方ないかしら」
「いい……ですよね?」
「……ええ」
敦は両手で八重香の太腿を抱え上げ、亀頭を改めて淫裂に押しつける。
ぐちょ、と愛液が流れ出て、敦の剛直の先端は八重香の膣に埋もれていった。
「んうっ!……さ、先っぽだけよ。先っぽだけだからね」
「おば……さん」
思春期の少年の性欲が、それだけで収まるはずなどなかった。
敦はそのまま少しずつ体重をかけて、自らの分身を熱くうねる肉襞に突き挿していった。
「だ、駄目! 駄目! だめぇええええ〜!」
自分の秘所に敦の肉棒が収まるのを目の当たりにしながら、八重香は叫ぶしかできなかった。
いや、叫ぶことしかしなかった。
敦の極太のペニスが膣肉をかきわけ、疼く肉襞を擦りたてて侵入してくる心地よさが、一切の抵抗の気力を消し去っていた。
下腹に熱く走る快感の波が一気に全身に広がり、八重香はシーツを鷲掴みにして叫び声をあげていた。
「ああ! すごい! んああっ! んくぅうう!」
敦のペニスは完全に根元まで肉壺に埋没し、吸い付いてくる蜜の肉に強く締め付けられていた。
急激に襲う射精感をこらえながら、敦はゆっくりと腰を引く。
内臓を引きずり出されるような感覚に、八重香はまたはしたない声をあげた。
「はうう! んふぅうっ! んぐ! んうううっ!」
敦のペニスによってもたらされる快感は、八重香にとってあまりに強烈だった。
どうにか声を抑えようとしても堪え切れず、敦が腰を動かし始めるとまた叫び声をあげてしまう。
八重香は汗の浮いた額に髪の毛を張りつかせ、荒く息をつく口の端から涎を垂れ流していた。
「はぁあぁあ! 大きい! 何なの!? どうしてこんなに大きいの!? きゃうっ! んほぉおう!」
そんな八重香の反応がますます敦の興奮を呼び起こし、腰の律動を加速させていく。
太腿を抱えたままで結合部に目をやると、屹立したペニスが陰唇を巻き込むようにしてずっぽりと膣に嵌り、溢れ出た愛液で二人の陰毛が溶け合っているようにも見えた。
「おばさん……! おばさん……!」
敦は八重香の中を掻きまわすかのように腰を動かし、再び八重香に覆いかぶさるように倒れ込む。
そのままびんびんに立った乳首を口に含み、もう一方の乳房を下から抱え持つように揉みしだいた。
「ひあっ! あ! 駄目! 駄目なのに! はんっ! も、もう駄目……! だ、駄目!」
愛液の量がさらに増して、二人の結合部からとめどなく溢れ出た。
ぶぽっ! ぶちゅぽっ! と淫猥な音が鳴り響く。
敦が目を閉じながら腰をがむしゃらに押しつけ、反射的に八重香も両脚を敦の腰に回して絡め取っていた。
「八重香おばさん……!」
敦が二度三度と腰を震わせる。
八重香は自分の子宮の入り口を、敦の精液がびゅ、びゅ、と熱く叩くのを感じていた。
「ああ……」
けだるい様子で吐息を漏らす八重香。
一方敦のペニスは一度射精したにも関わらずまったくその堅さに衰えは無く、すぐに八重香の肉穴の奥を抉るための運動を開始していた。
「んあ!? あ、敦君、またするの?」
「八重香さんとなら、何度だってできます」
「そ、そんなことを言ってるんじゃなくて……」
「八重香さん、四つん這いになって、お尻をこっちに向けてもらえますか?」
敦の大胆な要求に、八重香は戸惑いながらも逆らわなかった。
夫にもしたことのない犬のような格好をし、敦に対して肛門と陰部をむき出しにしていた。
「こんな格好……あの人にも見せたことないのに……」
「僕が、八重香さんの初めてなんですね」
敦は喜びに声を上ずらせた。
両手で八重香の大きな尻を鷲掴みにし、再びペニスの先端を膣口にセットする。
初めての体位で一瞬躊躇いがあったが、位置を合わせるのに協力するかのように八重香の尻がゆらりと揺れた。
次の瞬間――
ぶぢゅうううううううう! とあまりに卑猥な音をたてて、敦のペニスは八重香の胎内に収まって行った。
「はおおおおおおおおおおお!」
背筋を反らし、舌を突き出して、恥も何もなく八重香は叫び声をあげる。
肉棒が収まりきると、ぷしゅっと膣の縁から吹き出すように愛液が溢れ出た。
敦が歯を食いしばりながら目いっぱい腰を引き、またこれでもかと突き込むと、そのたびに八重香は獣のような声を出した。
「あうううううう! んがっ! んああああああっ!」
すぐに八重香の上半身はベッドに崩れ落ち、ただ尻を突きだすだけのみじめな姿になる。
そんな中、息も絶え絶えになりながら、八重香は敦の動きに合わせてくねくねと尻を上下させていた。
「あう! あんっ! んああんっ!」
「八重香さん! 八重香さん! 気持ちいい?」
「そ、んな……気持ちいいなんて、んん! 私は主婦だから……」
八重香の言葉を聞いて、敦はぎりぎりまで抜いたペニスをそのままに、動きを止めた。
「敦君……?」
布団に顔を埋めたままで八重香は敦を見る。
そして目をぎゅっと瞑り――
「き、気持ちいいわ。気持ちいいから……入れてちょうだい!」
そう叫んでいた。
一気に肉棒が八重香の膣肉を擦り上げ、子宮の入り口を叩いた。
「あーっ! すごい! 何なの!? どうしてこんなに気持ちいいのよお!」
八重香の目から涙が、口からは涎が、そして結合部からは愛液が流れ出る。
体中から本気の汁をまき散らし、息子の友人の凶悪な性器に熟女は完全に溺れることになった。
二人が腰と尻を動かすタイミングは完全に合い、ぶぽ、ぷぴ、と激しくかきまわされた膣に空気が入る音がする。
ベッドには常に愛液が滴り落ち、男女の交歓の痕をシーツに残していた。
「僕は八重香おばさんの、何人目の男なんですか?」
尻の間を出たり入ったりする自分のペニスを見ながら、敦がそんなことを問いかける。
「あ、あなたで二人目よ。夫が初めての人だから……」
「じゃあ、僕と祐樹のお父さんと、どちらが気持ちいいんですか?」
「そ、そんなの言えるわけ……んくぅっ!」
肩を震わせて、敦の攻めに八重香は耐える。
しかしクリトリスを揉みつぶされながら肉棒を入れられると、彼女の精神はあっけなく全てを認めてしまっていた。
「敦君がいいわ! おちんちんも、それ以外も……比べ物にならないわ!」
「八重香おばさん……!」
敦の胸に熱く湧いた征服感。
友人の母を、人の妻を、今この瞬間自分のものにしたという感覚。
敦は八重香のくびれた腰を掴み、一気に結合部に体重をかけた。
「んひいいいいいいっ! はひっ! ひいい〜っ!」
これまで以上に深く肉棒で抉られて、八重香は我を忘れて喘いだ。
「はあぁ! もっと! もっとして! もっと強く突いてください! もっとめちゃめちゃにかきまわしてぇ!」
「おばさん、これ以上すると、おまんこががばがばになっちゃいますよ」
「いいから! おばさんのおまんこ好きにしていいから! いかせてちょうだい!」
清楚な友人の母が絶頂を求めて叫ぶ姿に、敦は夢中になって腰を動かした。
角度を変え、速度を変えて、膣の肉をこねくり回す。
「おまんこいい! おまんこイク! いきます! またイク! イグううううううっっ!」
かくんかくんと尻を揺らし、清楚だった人妻は何度も絶頂に達した。
そして敦も、数えきれないほど八重香の中に熱い精液を射精した。
そして数刻後、そろそろ祐樹が部活から戻ろうという時間になってようやく、二人は身を離した。
間断ない絶頂に意識を奪われたまま、両脚を広げて仰向けに横たわる八重香の膣口からは、もう胎内に収まりきらなくなった敦の精液がとめどなく溢れ出ていた。

祐樹が帰って来るまでにと、二人は慌てて身支度を整えた。
「やだ。また流れてきちゃったわ……」
既に服を着てベッドに腰掛けた八重香が、そんなことを言いながらティッシュを股間に持っていく。
その肩に、隣に座った敦が手を置いた。
「八重香おばさん……」
「駄目よ。今日はもう、こんなことは駄目」
「今日は、ですか」
「…………」
八重香は何も言わなかった。
もぞもぞとティッシュを股間で動かし、「ん……」と小さく喘ぎ声を洩らす。
今度は敦の手が、八重香の胸に触れた。
「僕、この夏はずっと遊ぼうって祐樹と約束してるんです。明日も、明後日も、それからもずっと」
「仲がいいのね、相変わらず」
「明日……また早く来てもいいですか?」
八重香の鼓動が跳ね上がるのが、手のひらを通して敦に伝わった。
「……ええ」
ちょうどそこで、玄関の戸が開く音が聞こえる。
「ただいまー」
それは親友であり、息子である、茅嶋祐樹の声だった。

紅雪白雨
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